市長からのメッセージ令和4年5月号

市民の皆様から厚いご信任を賜り、この度、市長3期目の職務に就かせていただきます。今後、さらに4年間、津島市政の舵取り役を担うことになりました。身が引き締まる思いであり、新たな決意で頑張ってまいります。

さて、100年に1度と言われる新型コロナウイルス感染症の流行が始まってまもなく2年半が経過しようとしております。非常に厳しい状況に置かれている市民の皆様や事業者の皆様に支援をお届けするため、これまでに津島市新型コロナウイルス感染症対策事業を第1弾から第11弾まで、総合計112事業・　総額約110億円を実施してまいりましたが、今後も【（1）感染拡大の防止　（2）市民の暮らしの支援　（3）子育て・教育支援　（4）地域経済の支援】これら4つの支援を中心に、これまで以上にしっかりと取り組んでまいります。

また、今回、市民の皆様に「挑戦が未来を創造する」とお示しし、「子どもたちが津島で夢をかなえられるまちづくり！」を目指すため、「5つのつしま成長戦略 次への挑戦！」を掲げました。

1. 将来に向けたまちづくり戦略 玄関構想でつしまを再構築する！

2. 18歳まで医療費完全無料化

3. おでかけタクシー事業の推進で高齢者・障がい者等の移動を支援（タクシー料金の半額を補助する制度）

4. ICT（情報通信技術）による分野横断的活用の推進（行政手続きのデジタル化・オンライン化で役所に「来ない」、書類を「書かない」、手続きを「待たせない」行政サービスを目指す）

5. 企業誘致のさらなる推進（誘致エリアを拡張整備）

等、ここに掲げた「次への挑戦」をひとつひとつ、実行に結びつけていきたいと考えております。

さて、この度、天王川公園にスターバックスコーヒーが開店することになりました（優先交渉権者を選定）。公園内にオープンとなれば県内では名古屋市の名城公園、豊田市の鞍ヶ池公園に続く3番目となります。また、天王川公園内に、丸池や藤棚に隣接する2カ所に約6,600平方メートルもの広大な「芝生広場」が誕生いたします。さらに、授乳室も備えたサービスセンターを設け、駐車場もこれまでの倍近い321台に増やす計画です。

これらの総投資額は2億2,400万円の見込み（市負担額3,600万円）であり、まさに民間の投資とアイデアを天王川公園の再構築（再整備計画）に結びつけることが出来ると考えております。若い人も、津島市の憩いの場である天王川公園に魅力を感じていただき、移り住んでいただくきっかけになればと考えております。

このプロジェクトは第1弾であり、今後まちづくりの再構築は、津島神社周辺、天王通り、東公園、そして「玄関構想（正面玄関や東西南北玄関）」を基に展開してまいりますので、ご期待ください。

さて、津島神社や観光交流センター周辺等では、5月5日（木曜・祝日）まで、歴史ある町を巡る（知る・観る・聴く・買う）イベント「信長の台所　津島まちあそび」が開催されております。尾張津島天王祭の神輿展示や市民歴史文化講座、南門前マルシェなど様々な催事が実施されておりますので、是非お越しください。パンフレットは津島市観光交流センターや尾張津島観光センターに置いてありますので、ご確認ください。

津島市では、5月9日（月曜）から10月31日（月曜）まで、地球環境保全及び省エネ対策のため、冷房の利用を抑え、軽装を推進する「さわやかエコスタイル運動」を実施いたしますので、ご理解とご協力をお願いします。

津島市制施行75周年記念事業「第13回津島てら・まち御縁結び」が4月30日（土曜）に開催されました。過去12回の開催で延べ1万1,000人の方にご参加いただき、今回は過去最多の16寺社にて様々な御朱印をお楽しみいただきました。

市政のひろば5月号では、市民病院特集として「学校でがん教育が始まっています」を紹介いたしました。
・「がん教育」とは
・なぜ「がん教育」が必要か
・大人も正しくがんを知っているでしょうか
・だからこそ、小さいころからの「がん教育」
・「がん教育」の問題点
・子どもから大人へ
・おわりに「願い…未来のために」
の項目について掲載いたしました。がんを理解し、がんと共に生きる社会づくりを目指していきたいと考えております。

新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にありつつも、高止まりしており、厳しい状況が続いております。市民の皆様におかれましては、ご自身や大切なご家族を守るためにも、今まで通りの基本的な感染防止対策の徹底にご協力をお願いいたします。

　
　令和4年5月1日
　　津島市長　日比　一昭