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高齢者肺炎球菌定期予防接種について
最終更新日:2023年4月1日
高齢者肺炎球菌予防接種の概要
肺炎球菌による肺炎
肺炎球菌による肺炎は、成人肺炎の約25%から40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。
接種ワクチン
23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン
ワクチンの説明
国が実施する定期予防接種では、90種類以上ある肺炎球菌の血清型のうち、肺炎を起こす頻度の高い23種類の肺炎球菌を別々に培養し、殺菌後に混合したワクチンを接種します。
副反応
副反応としては、注射部位の痛み、熱感、腫脹、赤みが5%以上で見られます。筋肉痛、倦怠感、違和感、悪寒、頭痛、発熱もありますが、いずれも軽く、2日から3日でおさまります。ただし、過去5年以内に肺炎球菌ワクチンを接種したことがある人が再接種した場合には、副反応が強く出ることがあるので注意が必要です。
定期接種について
実施期間
令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
対象者
次の1か2のどちらかに該当する方。ただし、過去に全額自己負担でも肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は定期接種が済んだこととみなしますので、対象の年齢であっても今回の定期接種の対象からは外れます。
1.年齢が65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方
2.年齢が60歳以上65歳未満の方で内部障害による身体障害1級程度の方。ただし、事前に保健センターでの申請が必要です。
年齢 | 生年月日 |
---|---|
65歳 | 昭和33年4月2日生から昭和34年4月1日生 |
70歳 | 昭和28年4月2日生から昭和29年4月1日生 |
75歳 | 昭和23年4月2日生から昭和24年4月1日生 |
80歳 | 昭和18年4月2日生から昭和19年4月1日生 |
85歳 | 昭和13年4月2日生から昭和14年4月1日生 |
90歳 |
昭和8年4月2日生から昭和9年4月1日生 |
95歳 | 昭和3年4月2日生から昭和4年4月1日生 |
100歳 | 大正12年4月2日生から大正13年4月1日生 |
令和5年度(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)の対象年齢
注意事項
接種の対象となるのは生涯一度限りです。
対象の年度を過ぎてしまうと定期接種としての接種はできませんが任意接種の対象になります。
任意接種については、こちらをご覧ください。
また、過去に23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンを接種したことがある方は接種の対象からは外れてしまいます。
過去に接種した際に接種費用を全額自己負担した方でも接種の対象からは外れますのでご注意ください。
接種方法
接種券
対象者の1に該当する方には高齢者肺炎球菌定期接種券を個別に配付しております。
(注釈)高齢者肺炎球菌定期接種券がない方又は、過去に接種歴のある方は定期接種として接種することができませんので、お手元に届いていない方や紛失等された方は保健センターまでお問い合わせください。
接種にかかる費用について
自己負担金2,000円(医療機関窓口でお支払いください)
(注釈)生活保護受給世帯の方は接種費用が免除されますので、保健センターへ申請してください。
接種できる医療機関
津島市、愛西市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村の指定医療機関
高齢者肺炎球菌定期予防接種実施医療機関一覧(PDF:133KB)
海部・津島地区以外の愛知県内で予防接種を希望する方
平成28年度より、高齢者の予防接種についても県内広域化されることになりました。
詳細につきましては、海部・津島地区以外の愛知県内で予防接種を希望する方へ(高齢者)をご覧ください。
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