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市長からのメッセージ平成31年1月号

最終更新日:2019年1月1日

  新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。

  さて、平成31年、新しい年がスタートいたしました。昨年は、市民の皆様からご信任をいただき、引き続き2期目を担わしていただくことになりました。5つの「つしま成長戦略」第2弾を掲げ、これらを着実に実行し、地域の活力を向上させ、「子どもたちが、このまち津島で夢がかなえられる、まちづくり」を進めるため、市政運営に全力を尽くして取り組んでまいります。

  つしま成長戦略の1つ目、「子ども・子育て応援都市、つしま」につきましては、本年4月より、中学校卒業までの子ども医療費の完全無料化の実施、昨年の夏のような猛暑に対応するよう、小中学校すべての普通教室及び一部特別教室にエアコンの設置、子育て世代包括支援センター事業の活動をさらに充実することにより、子育て世代を丸ごと応援する体制を強化してまいります。また、学校施設の長寿命化計画を策定し、トイレの洋式化や子どもが学び育つ教育環境の整備を進めるとともに、学校施設を地域活動の拠点としても活用してまいりたいと考えています。

 2つ目の、「防災・減災モデル都市、つしま」につきましては、巨大地震による大規模な断水に備え、配水場から離れた地域である神島田小学校区、高台寺小学校区に続き、本年は、蛭間小学校区の耐震性貯水槽の整備を計画的に進めてまいります。また、災害時に地域で助け合うための仕組みづくりや被災時に備えて、県境を越えた広域的な自治体との関係づくりを進めてまいります。

  3つ目の、「地域の特性を活かした交流都市、つしま」につきましては、「尾張津島天王祭の車楽舟行事」のユネスコ無形文化遺産登録を絶好の機会ととらえ、祭りを核とした広域観光・交流を進めています。そして、津島の魅力を広く発信してまいります。昨年から「津島まち歩きツアー」として、ご朱印巡り、抹茶体験をはじめバラエティに富んだ全15コースを開催し大好評となっております。さらに、尾張津島秋まつりの山車蔵を、町並み景観と調和するため、建て替えや改修事業を進めるとともに、歴史的風致維持向上計画を策定し、歴史・文化のまちづくりに取り組んでまいります。

  4つ目の、「地域経済が活性化する発展都市、つしま」につきましては、現在、市街化調整区域の発展のため、白浜、宇治、鹿伏兎地区、3か所約21万平方メートルを企業誘致エリアと定め、企業誘致を積極的に進めています。さらなる推進を図るため、ワンストップサービスにより、きめの細かい相談体制を構築しており、これまでに100を超える相談や問い合わせをいただいております。
 また、土地の有効活用として、建ぺい率30パーセント、容積率50パーセントと大変厳しい規制によって、なかなか土地利用が進まなかった、いわゆる「暫定用途地域」について、平成28年度は、神守中町地区の23万5,000平方メートル、さらに昨年10月には神守下町地区の19万3,000平方メートルを都市計画法の地区計画制度を活用して解消を行いました。今後は、残る唐臼、愛宕、中地地区についても、良好な住環境の実現に向け、暫定用途の解消を進めてまいります。
 名鉄津島駅については、これまでも、市民の皆様などから駅周辺の活性化、賑わいづくりについて多くの声を聴いてまいりました。そのひとつですが、駅利用者を送迎するための停車場所に対するご要望なども頂きましたので、現在、駅東側にて整備を行っておりますが、やはり、駅西側も市の玄関口としてふさわしい魅力や拠点を作り、賑わいを創出しなければなりません。
 その実現に向け、平成29年度に「天王通り再生プラン」を全国より募集しました。現在、入選した作品をもとに、市民参加型のまちづくりとして、地域の方々と一緒に人の往来や活性化に繋がる整備方針を検討しているところで、私のマニュフェストに掲げる「駅西の新生」について引き続き実施してまいります。
 さらに、平成29年7月からふるさと納税の返礼品事業を開始しました。返礼品事業開始前に比べ、件数は、29件から770件に、金額は、約240万円から3,000万円を超える額になり、寄附金額は、実に約12倍に増えております。返礼品に関しましては、津島商工会議所会員の皆様方のお力添えにより、津島ブランドを全国に推進しております。                                                                                                                                                                                                                                                                                

  5つ目の、「いつまでも健康で暮らす都市、つしま」につきましては、市民病院の質の高い医療の提供と病院経営の安定化を図ってまいります。市民病院の経営状態は、一昨年より徐々に上向いてきております。引き続き、市民の皆様の命を守る砦として、地域の中核病院として救急医療など専門性の高い医療を提供し、地域とつながり、安心・信頼の医療の提供に努めてまいります。
 昨年4月には、海部医療圏在宅医療・介護連携支援センターが神守支所内に設置され、運営が開始されました。今後も、住み慣れた地域で、いつまでも暮らし続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される仕組みである地域包括ケアシステムの構築を進めてまいります。

 以上、5つの項目に分けてご説明いたしましたが、まちづくりの主役は、市民お一人おひとりであります。市民の皆様と共に考え、行動し、元気なまちづくりを進めてまいります。皆様には、なお一層のお力添えを心よりお願い申し上げます。

神社

 本年が市民の皆様にとりまして、健康で幸せな年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


平成31年1月
   津島市長  日 比 一 昭

お問い合わせ

市長公室 人事秘書課
〒496-8686 愛知県津島市立込町2丁目21番地
電話番号:0567-24-1111

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