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市長からのメッセージ平成29年3月号

最終更新日:2017年3月1日

津島市長写真

 津島神社の開扉祭(おみとまつり)(2月26日(日)開催)が無事とり行われ、いよいよ待ち遠しい“春”が訪れます。市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
 開扉祭は、大勢の人でにぎわいました。「日本一、短い火の祭り?」ですが、そこに、かかわる大勢の方々のご苦労と心意気は、まさに大松明の炎のように熱い魂が宿っているかのようです。約700年続く祭の原点がそこにはあるのです。

 さて、2月27日(月)から、平成29年第1回津島市議会定例会が開会されました。平成29年度当初予算は、市長任期における政策予算の集大成となります。私が掲げる5つの「つしま成長戦略」のさらなる進化に向け、市政の重点項目と位置付け、予算の編成をいたしました。この5つの成長戦略を着実に実行し、津島市の特性を活かし、地域経済を活性化させることで、地域の活力を向上させてまいりたいと考えております。
 初めに、「子ども・子育て応援都市、つしま」については、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援の提供をワンストップで行う子育て世代包括支援センター事業など、子育て支援のさらなる充実を図り、安心して子どもを産み育て、未来を担う子どもたちが健やかに成長できるまちを目指してまいります。
 次に、「防災・減災のモデル都市、つしま」については、「自助」、「共助」、「公助」の連携が何よりも重要となることから、市民による防災意識の向上や自主防災組織への取組み支援、公的補助による減災補助事業などを着実に進めてまいります。
 次に、「地域の特性を活かした交流都市、つしま」については、昨年12月に、津島市が誇る伝統の祭りの一つである「尾張津島天王祭の車楽舟行事」のユネスコ無形文化遺産登録が決定し、このまちを誇りに思い、愛着を感じるきっかけになるものと確信しています。こうした中、本年3月1日には、昭和22年に津島市制を施行してから70周年を迎え、市民の皆様といっしょに津島市に活力を与える事業を展開していきたいと考えております。また、市民団体等の事業に対して応援をしてまいります。さらに、歴史・文化ゾーンの地域特性を活かした小路整備や山車蔵の修景の助成を行い、津島市への来訪者を増やしていきます。津島の魅力を全国に発信し、津島のにぎわいを創出する多くの事業や、地域の食文化の再生や起業を図る事業を、国の地方創生交付金を活用しながら積極的に進めてまいります。
 次に、「地域経済が活性化する発展都市、つしま」については、企業誘致のさらなる推進を図るため、進出企業に対する指定区域、及び、進出企業への優遇制度を設定したことで、企業の進出が決定してきています。
 次に、「いつまでも健康で暮らす都市、つしま」については、市民の皆様が健康づくりに一層の関心を持ち、生き生きとした地域へのつながり、まちの全体の活性化を図っていくものです。そのためには、市民病院の病院経営の健全化が最重要課題です。津島市民病院新改革プランに基づき、市民の誰もが安心・安全に暮らしていくために必要とする良質な医療の提供と、持続可能な運営体制づくりを進めてまいります。また、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、医療、介護、予防、生活支援、住まいにおける津島市独自の地域包括ケアシステムの構築を医師会・歯科医師会・薬剤師会など関係者と推進してまいります。
 以上、「つしま成長戦略」に関わる平成29年における事業方針を述べさせていただきました。これまで以上に事業の「選択と集中」により、市民が幸せになるよう取り組んでまいります。今後も、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成29年3月
津島市長  日比 一昭 

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