市長からのメッセージ（平成28年11月号）

【市長からのメッセージ11月号】
　朝夕めっきり寒くなってまいりましたが、秋は、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋など「自分好みの秋」を見つけ、楽しんでいただけるすばらしい季節でもあります。市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
　昨日（10月31日夕刻）、喜ばしいニュースが飛び込んでまいりました。尾張津島天王祭の車楽舟行事（山・鉾・屋台行事）が、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会の補助機関より、登録にふさわしいとの「勧告」を受けました。今後は、この勧告を受け、本年11月28日からアフリカ・エチオピアで開催される第11回ユネスコ政府間委員会において最終決定されることになります。登録となれば、尾張津島天王祭の車楽舟行事の魅力を世界中の方々に知っていただき、世界に誇れる大切な文化として保存・伝承に向け取り組んでいかなければならないと考えております。
　さて、10月は「尾張津島秋まつり」（10月1日、2日）、「第8回愛知県観光交流サミット」（10月1日）、「第16回スポーツフェスティバルinつしま2016」（10月10日）、名古屋芸術大学との官学連携事業である「ザ・ベストテンコンサート」（10月15日）、「病院まつり」（10月22日）、「津島市総合防災訓練」（10月23日）、「第33回津島市芸能交流会」（10月23日）、「健康まつり」（10月30日）など、様々なイベントや事業が開催され、多くの市民の方々にお出かけいただき楽しんでいただけたことと思います。
　11月に入りましても、津島市文化会館小ホールで、真野広作品・松下芝堂作品を展示する「郷土の芸術家展」（11月1日～6日）、市民の皆様の芸術活動を発表する場であり、今年は315作品の展示がある津島市文化会館大ホールで開催される「第60回津島市文化祭・美術展」（11月3日～6日）、健康づくりの秋としての「健康講座」（11月10日～12月15日）、病気について学んでみませんか「市民病院公開講座」（11月7日、29日）など、健康を考え実践しながら「自分好みの秋」を楽しんでいただけることと思います。また、10月から開催されている「津島市探訪」小路めぐり体験にも参加していただき、「つしまの魅力」を再発見していただけたら、なおうれしく思います。そして、空き家を利用した実践型の創業支援事業である「つしまテンポラリー」のお店も津島神社の目の前と天王通りの真ん中に出店しておりますので、お立ち寄りいただければ最高です。
　ところで、愛知県の観光PR映像、俳優 松平健氏の「モノスゴ愛知でマツケン」は、もう見られましたか？名古屋城から始まり、大とりは尾張津島天王祭ですよ。JR名古屋駅中央コンコース西側「銀の時計台」横の何本もの柱で映像発信されています。また、第31回国民文化祭あいち2016のオープニング会場である愛知県芸術劇場でも映像発信されました。すばらしいシティプロモーションとなっています。人気もうなぎのぼりです。
　さて、津島市では、食の安全・安心への取り組みや消費生活講座の実施、更には啓発物品の配布など、自立した賢い消費者の育成に取り組んでまいります。今後におきましても、引き続き消費者行政に全力で取り組んでまいりたいと考えております。また、消費者の安全と安心を確保するため、消費生活相談の拠点となる海部地域消費生活センターの設置準備を進めており、海部地区の市町村と協力した相談体制の一層の充実を図ってまいります。
　今後も、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成28年11月
津島市長　　日比　一昭