市長からのメッセージ（2月号）

まだまだ厳しい寒さが続いていますが、市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。

新年早々、ビッグニュースが飛び込んでまいりました。第91回箱根駅伝において、津島市立神守中学校出身の神野大地さんが素晴らしい活躍をみせ、所属チームを総合優勝に導きました。「新・山の神」の誕生であり、尾張津島の名を全国に広め、津島を「元気」にしてくれました。これからの活躍が大変楽しみであります。皆さんで応援していきましょう。

津島市民病院において、1月31日（土曜）にTQM活動発表会がありました。TQM活動は、「多職種が働く病院において、組織だけでなく職種間の連携機能を強化し、組織全体の問題解決能力をアップさせることで、経営改善と医療の質の向上を図り、職員全員が一丸となった病院づくりを目指す」というものです。当日は、院内の15チームが参加し、どの発表もさらに病院を良くしていこうという取組みであり、「いつまでも健康で暮らす都市、つしま」を目指す私にとりましても、頼もしい発表になりました。このような取組みを市民の皆様にもPRし、「さらに信頼され、選ばれる病院」を目指していきたいと思います。

今月は、歴史・文化ゾーン（津島駅西地域）で、歴史的・文化的な地域資源を活かしたまちづくりを推進していくため、歴史・文化ゾーンのまちづくりタウンミーティングを2回開催します。1回目は、11日（祝日）午後2時から午後4時まで、津島市観光交流センターにおいて、「津島の町家・町並み」をテーマとして、2回目は、21日（土曜）午後2時から午後4時30分まで、津島市文化会館小ホールにおいて、「まちづくりの新しい取組み」をテーマとして開催します。市民の皆様と一緒にまちづくりを考えてみたいと思います。多くの皆様の参加をお待ちしています。

「防災・減災のモデル都市、つしま」を目指して全国に公募した「津島型住宅モデルプラン」の提案が、1月30日に締め切られ、全国から多数の提案がありました。今後は、2月15日（日曜）に一次審査を、3月22日（日曜）に二次審査を行います。海抜ゼロメートル地帯の「津島型住宅モデルプラン」が、全国の英知を結集して、今まさに誕生しようとしています。将来的には、これらの提案を基に、防災・減災のための「津島型住宅モデル」として、住宅を建てる時のお薦めとしての活用を目指しています。

また、今月の「市政のひろば」と共に、わが家の防災メモ「防災情報カード」を全戸配布しました。「防災情報カード」は、救援活動や安否確認に役立ちますので、記入して常に携帯してください。毎月の「防災テーマ」も記載していますので、毎月第3日曜日の「家庭防災の日」には、「家族の安全」を守るためにも、災害に備えて家族で話し合いをしましょう。

今後とも、市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
平成27年2月
津島市長　日比一昭