「津島祭礼図屏風」高精細複製品が寄贈されました（平成30年7月3日）

平成30年7月3日火曜、特定非営利活動法人　京都文化協会とキヤノン株式会社の共同事業「文化財未来継承プロジェクト（「通称：綴プロジェクト）」の第11期作品として、大英博物館が所蔵する「津島祭礼図屏風」が題材に取り上げられ、制作された高精細複製品を、東海三県では初めてとなる津島市と愛西市に寄贈されることになり、津島市観光交流センターにて寄贈式が行われました。

写真：左から、大村愛知県知事、日永愛西市長、日比津島市長、田中稔三副社長（キヤノン株式会社）、田辺幸次代表理事（特定非営利活動法人　京都文化協会）

「綴プロジェクト」は、キヤノンの持つ先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠の技との融合により制作された高精細複製品を活用することで、オリジナルの文化財を良好な環境で保存し、未来へ継承する一方で、制作された作品を広く一般へ公開することで、日本の優れた文化や芸術をより身近に接する機会を提供しようというものです。

寄贈式では、キヤノン株式会社　田中副社長、津島市・愛西市の両市長、大村秀章愛知県知事による挨拶のほか、津島神社　堀田正裕権宮司による尾張津島天王祭の紹介、津島市立図書館　園田俊介館長による作品解説が行われました。

今後、寄贈された作品は、教育・文化の発展・普及のため、また社会貢献のため、幅広く活用する予定です。
なお、当面の公開予定は下記のとおりとなります。ぜひ足をお運びください。

7月4日水曜から7月9日月曜まで　津島市役所1階ロビー（土曜日曜を除く）
7月10日火曜から7月13日金曜まで　愛西市役所1階ロビー
7月18日水曜から7月21日土曜まで　佐織公民館
7月22日日曜から8月3日金曜まで　津島市立図書館

※7月28日土曜から7月29日日曜まで　津島市観光交流センターで展示を予定しておりましたが、台風による荒天のため、中止いたします。ご容赦ください。

以後の予定は下記のページで更新します。