保険税と納期

最終更新日：2023年4月1日

国民健康保険に入っていると、病院の窓口では医療費の一部を支払うだけで済み、残りは国民健康保険が負担しますので、安心して医療が受けられます。この国民健康保険が負担する医療費の財源となっているのが「保険税」です。保険税の納付は、皆さんの健康な毎日を支えるために欠かせない大切なことです。

保険税額の決め方

保険税額は、世帯ごとに加入者の所得や加入者数などにより、次の税率表を基に算定します。
注記：介護保険の第2号被保険者（40歳から64歳までの加入者）が世帯内にいる場合は、介護分をあわせた額を国保の保険税として納めます。

令和5年度税率表
区分	医療分【限度額650,000円】	後期高齢者支援金分【限度額220,000円】	介護分（40歳から64歳まで）【限度額170,000円】
（1）所得割 (所得に応じて計算)	被保険者全員の所得（前年中の総所得金額等(注釈1)－基礎控除額(注釈2)）の合算額×6.48%	被保険者全員の所得（前年中の総所得金額等(注釈1)－基礎控除額(注釈2)）の合算額×2.33%	被保険者全員の所得（前年中の総所得金額等(注釈1)－基礎控除額(注釈2)）の合算額×1.88%
（2）均等割 (加入者数に応じて計算)	加入者数×23,500円	加入者数×9,100円	該当者数×8,200円
（3）平等割 (1世帯いくらと計算)	24,400円	6,600円	9,400円

（1）から（3）までの合計額が年税額になります。
年度途中に資格取得または資格喪失がある場合は、月割課税となります。
注釈1：雑損失の繰越控除がある場合は、適用前の所得を用います。
注釈2：基礎控除額は下の表のとおりです。

基礎控除額表
所得金額	基礎控除額
2,400万円以下	430,000円
2,400万円超2,450万円以下	290,000円
2,450万円超2,500万円以下	150,000円
2,500万円超	0円

納期限、徴収日

普通徴収（現金、口座振替）の場合

保険税は年税額を10期に分けて納めていただきます。
ただし、1期と2期は前年度の保険税を基に算定した仮算定額で納めていただき、3期から10期までは当年度の本算定額を納めていただきます。

普通徴収
納付する月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	1月	2月
納期	1期	2期	3期	4期	5期	6期	7期	8期	9期	10期
納付額	仮算定額		本算定額
納付額	前年度の保険税の10分の2		算定された当年度の保険税から仮算定分を控除した額

特別徴収の場合（年金からの天引き）の場合

国民健康保険加入者のうち、世帯主と加入者全員が65歳以上75歳未満の世帯（擬制世帯を除く。）で、次の2つの条件を満たす場合、保険税は年税額を6期に分けて年金からの天引きとなります。
ただし、1期から3期までは前年度の保険税を基に算定した仮算定額を徴収し、4期から6期までは当年度の本算定額を徴収します。
（1）年額18万円以上の年金（担保に供していないものに限る）を受給していること。
（2）国民健康保険税と介護保険料の合計額が年金額の2分の1を超えていないこと。

特別徴収
徴収する月	4月	6月	8月	10月	12月	2月
徴収日	1期	2期	3期	4期	5期	6期
徴収額	仮算定額			本算定額
徴収額	前年度の保険税の6分の3			算定された当年度の年税額から仮算定分を控除した額

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次のいずれかの方法によりお申し込みください。

口座振替方法
方法	手続場所	持参していただくもの
（1）	金融機関の窓口	通帳・通帳の届出印
（2）	保険年金課の窓口	キャッシュカード（暗証番号の入力が必要です。）