ページID:873041164
津島市食品安全委員会
最終更新日:2026年8月18日
津島市食品安全委員会とは
目的
食生活に関連する分野での安全性を増進し、市民の現在と将来にわたる安全な食生活を確保することを目的として設置されています。
委員会名簿(令和8年4月1日現在)
| 氏名 | 所属 | |
|---|---|---|
| 委員長 | 猪飼 誉友 |
中部大学 生命健康科学部 非常勤講師 |
| 副委員長 | 宇藤 久子 | 津島市女性の会 |
| 委員 | 杉本 純一 |
津島保健所環境・食品安全課長 |
| 委員 | 馬場 雄士 |
海部農林水産事務所農政課長 |
| 委員 | 鬼頭 陽子 |
一宮生活協同組合 |
委員 |
成田 直美 |
一宮生活協同組合 |
委員 |
日下 京子 |
津島・愛西母親連絡会 |
委員 |
平光 佐知子 |
コープあいち |
委員 |
齋藤 律 |
津島市健康づくり食生活改善推進協議会 |
委員 |
大島 幸枝 | 津島市市民くらしの講座実行委員会 |
食品安全委員会報告
直近の報告は以下のとおりです。
令和8年度テーマ「重金属による食品汚染」
議題 「重金属による食品汚染」
委員長より「重金属による食品汚染」をテーマに、資料を基に説明。
食品中や環境中に存在する有害物質について、過去の健康被害事例や基準値等を踏まえた説明が行われた。
1 情報提供の内容
(1)水銀・水俣病について
水俣病の発生経緯や症状、メチル水銀の毒性について説明があった。メチル水銀は消化管から高率に吸収され、脳へ移行することで中枢神経に影響を及ぼし、特に胎児への影響が大きいことが示された。また、魚介類に含まれる水銀について、基準値や妊婦への摂取上の注意事項が紹介された。
(2)カドミウム・イタイイタイ病について
富山県の神通川流域で発生したイタイイタイ病を例に、カドミウムによる健康被害について説明があった。カドミウム中毒では腎機能障害や骨軟化症等が生じること、また、米や飲料水等について基準値が設定されていることが示された。
(3)鉛について
鉛の用途や健康への影響について説明があり、特に造血組織への影響による貧血や、小児では消化管からの吸収率が高いことが紹介された。また、食品や水道水における基準値について説明があった。
(4)ヒ素について
森永ヒ素ミルク中毒事件を例に、食品への有害物質混入による健康被害について説明があった。また、ひじきに含まれる無機ヒ素について、摂取量や調理方法によるリスク低減について説明があった。
(5)その他の食品安全対策について
陶磁器等に使用される釉薬に鉛やカドミウムが含まれる場合があり、焼成が不十分な場合には食品へ溶出する可能性があることについて説明があった。また、水銀による環境汚染や健康被害を防止するため、2013年に「水銀に関する水俣条約」が採択・署名されたことが紹介された。
2 各委員からの意見、意見交換
・普段から食べているひじきや魚について、有害物質のリスクを踏まえ、調理方法や摂取量など、食べ方を工夫していきたいとの意見があった。特に、ひじきについては、水戻しやゆでこぼしにより無機ヒ素のリスクを低減できること、魚については種類や摂取量に注意する必要があることから、日常の食生活において適切な調理方法や摂取方法を意識したいとの意見が出された。
・過去の事例を教訓として、有害物質による健康被害を未然に防止するため、科学的根拠に基づいたリスク管理及び正確な情報提供を行うことが重要である。



