市長からのメッセージ令和3年11月号

今年の秋は短く、冬支度が必要な季節となってきました。短い秋でしたが、市民の皆様はどのような秋を楽しまれたでしょうか。

さて、10月16日（土曜）17日（日曜）に開催された「えきまえVIP(エキマエビップ)」は、津島の正面玄関にふさわしい都市拠点の再構築を目的に、津島駅周辺に必要なニーズを検証するために行われました。キッチンカーやワークショップ、子ども達が活躍したこども縁日、名古屋鉄道（株）様による鉄道グッズの販売など、たくさんの人手で大いに賑わいました。

当日は、運営支援をしていただいた（独）UR都市機構様によってアンケート調査も実施いたしました。幅広い世代の皆さんの、駅（まちづくり）に対する意見を今後に活かしていきたいと考えております。

9月よりスタートしている「つしまちあるき」は昨年も盛り上がりましたが、今年も大変好評であると聞いております。名古屋鉄道（株）様との連携のおかげで、市内も大いに賑わってまいりました。往復乗車券に「お土産引換券」「つしまちクーポン」等がセットになり、まちあるきをしながら「限定御朱印、絵付き御朱印」等の津島の魅力も楽しめます。ぜひ“ 交流(こうりゅう) 湊(みなと)”津島をお楽しみください。

「第65回津島市文化祭「美術展」と「郷土の芸術家展」」（10月28日（木曜）から30日（土曜））、そして協賛行事である「第45回つしま生きがいクラブ趣味の作品展」もコロナ対策をしっかりと講じた中で開催され、とても盛況でした。コロナに負けず、素晴らしい作品の数々が展示され、市民の皆様も「文化・芸術の秋」を楽しまれたことと思います。

いよいよ「笑顔で健幸大作戦」の強化期間が今月末（11月30日）までとなりました。チャレンジ取組優秀者には表彰と記念品を贈呈するほか、いくつかの特典が準備されています。今からでも間に合いますので、「健幸」のために積極的にご参加ください。

さて、ビッグニュースが入ってきました。愛知県主催の「あいち観光まちづくりゼミ」において、津島ガイドボランティアの皆様が企画した津島市の観光コース（まちあるきコース）が、「愛知県観光協会長賞」に選定されました。さらに、ゼミ生参加のモニターツアーの訪問コースにも選定され、11月18日（木曜）に他のゼミ生を招いて実際にモニターツアーを行います。コース名は「津島『野点(のだて)大茶会＋大正ロマン』」、明治から大正時代にかけて活躍し、津島を訪ねた与謝野晶子と白蓮(びゃくれん)（柳原(やなぎはら)あきこ）の2人のアキコの足跡をたどる旅。どんなロマンが津島で待っているのでしょうか、わくわくしますね！

さて、市政のひろば11月号では、市民病院特集として、「人生会議のすすめ　～さぁ、生きる準備をしよう～　死なない人間はいないから、その時が来るまで自分らしく生きる」を掲載いたしました。11月30日は「人生会議の日」です。ACP（アドバンス・ケア・プランニング）とは、何なのか、何をすることなのか、市民病院の神谷院長が海部地域医療サポーターの会代表の横井(よこい)千恵子(ちえこ)さん（津島市在住）と意見交換をしましたので、ご一読ください。

現在、津島市では、新型コロナウイルス感染症の新規感染者の発生はほとんど確認されておりませんが、感染症のリスクは依然として続いておりますので、一人ひとりの感染防止対策への意識が重要であります。

市民の皆様におかれましては、引き続き気を緩めることなく、社会経済活動と両立させながら、基本的な感染防止対策の徹底にご協力をお願いいたします。

　
　令和3年11月1日
　　津島市長　日比　一昭