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平成27年度協働のまちづくり講演会 開催結果

最終更新日:2017年12月1日

平成28年2月13日(土曜)午後2時から生涯学習センター小ホールにおいて、協働のまちづくり講演会を開催し、四日市大学総合政策学部教授の岩崎恭典先生をお招きして、一歩先の『地域のわ』を目指してをテーマにご講演いただきました。


四日市大学総合政策学部教授 岩崎恭典氏

さらに一歩先の『地域のわ』を目指して

講義内容と聴講者アンケートの結果を一部ご紹介します。

急激な減少時代を迎えた日本の人口

 2008年(平成20年)に日本の総人口は1億2800万人でピークを迎えました。それから8年経過した今、日本が初めて経験する、また歴史上、世界的にも例がない急激な人口減少が始まっています。2050年(平成62年)の日本の総人口はピーク時と比べて約25%3,300万人減の9,500万人程度になると推計されています。
 また、同時に急激な高齢化も進んでいます。1950年(昭和25年)の高齢化率(65歳以上の人口割合)は5%でした。それが、2005年(平成17年)では21%、2050年(平成62年)では推計35%~40%になるとされています。

 このような社会に向けて私たちは進んでいます。

人口グラフ1

人口グラフ2

例外ではない津島市の人口推移

 津島市も例外ではなく、急激な人口減少や高齢化が始まっています。社会保障・人口問題研究所推計に準拠し計算された予想人口は、2050年(平成62年)で47,276人とされており、高齢化率は39.7%という高い予想となっています。

津島市人口表
津島市人口推計(社会保障・人口問題研究所推計準拠)

津島市人口グラフ
年令区分別人口比率

コミュニティ = 「地域のわ」の重要性

 今後、日本人の人口は絶対に増えません。
 明治維新以降人口が増える事を前提に様々な仕組みが作られてきました。行政も同様です。右肩上がりに増え続ける人口に比例して増えてきた税収を前提に、市役所はありとあらゆるサービスを提供してきました。しかし、人口減少が始まった現在、右肩下がりに減少する人口を前に行政は公共サービスの取捨選択を行い、業務改革をせざるを得ません。
 だからこそ、いま、コミュニティ = 「地域のわ」が重要です。行政に対して「あれやれ、これやれ」と要望するのではなく、「小さなことは、まず自分たちでやる。」という意識が大切なのです。

聴講者アンケート結果

講演会終了後、聴講者の方にアンケートにご協力いただきました。講習会の感想を一部ご紹介します。

  • コミュニティ活動の重要性が強く伝わりました。具体的な事例がとても分かりやすかった。
  • 協働のまちづくりの必要性、超高齢化社会に向けた地域コミュニティの必要性が理解できた。
  • 地域の支え合いが重要となった背景をわかりやすく説明してもらえて、理解できた。
  • 若い世代の人たちへのまちづくりの関心が高くなるような情報発信が多く機会としてあると活動も充実していくのではないでしょうか。
  • 町内に住む以上、町内の人と仲良くし、助け合いは必要。個人個人の心を育てなければならない問題だと思う。

お問い合わせ

市民生活部 市民協働課
〒496-8686 愛知県津島市立込町2丁目21番地
電話番号:0567-24-1111

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