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「香害」や「化学物質過敏症」について
最終更新日:2025年8月26日
柔軟剤などの香りで頭痛や吐き気がするという相談が消費生活センター等に寄せられています。自分にとって心地よい香りが、他の人の体調不良を招くこともあるということにご理解をいただき、使用にあたってのご配慮をお願いいたします。
香害とは
香害とは、柔軟剤や芳香剤、制汗剤、農薬などに含まれる合成香料によって、健康への被害が誘発されることです。
化学物質過敏症とは
生活環境中のきわめて微量な化学物質に接することにより、自律神経系の不定愁訴や精神神経症状を発症する病態とされています。その症状と原因の因果関係や発症のメカニズムはよく分かっていません。しかし、いったん発症すると、頭痛やめまい、吐き気、筋肉痛や関節痛、倦怠感や疲労感、うつ状態、不眠などの体調不良を引き起こします。
私たちにできる対処法
自分にとって心地よい香りでも、不快に感じる人や体調不良を引き起こす人がいることを理解しましょう。
公共の場所など、人が集まるところでは、香料などの使用に配慮しましょう。
柔軟剤や芳香剤、制汗剤などの合成香料を含むものを使用する場合は、過度な使用量にならないようにしましょう。
適切な食事、適度な運動、十分な休息や睡眠を心掛けましょう。
知ってください その香り 困っている人もいます(消費者庁、文部科学省、厚生労働省(PDF:1,237KB)
その香りに苦しんでいる人がいます(愛知県)(PDF:107KB)
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